DODテキーラレッグの天板を、寸法指定の集成材で作りました。材料費3,465円

アカシア集成材で自作した天板を差し込んだ、DODテキーラレッグMのテーブル キャンプ・アウトドア

キャンプのテーブルには、脚と天板が別売りのものがあります。DODの「テキーラレッグ」も、そのひとつです。

脚だけを買うと、天板は自分で用意することになります。純正の金属プレートもありますし、ホームセンターのワンバイ材でも組めます。私が選んだのは、ネット通販で寸法を指定して、集成材を切ってもらう方法でした。テキーラレッグM用の天板は、材料費3,465円。サイズを自分で決められて、思っていたよりずっと簡単でした。

この記事では、何を買って、どう仕上げたのかを書きます。

DODテキーラレッグMに、アカシア集成材900×150mmの板を3枚差し込んでテーブルにした状態
アカシア集成材を3枚差し込んだ、テキーラレッグMのテーブル

板は「載せる」のではなく「差す」

先に、この脚の仕組みを説明しておきます。ここが分かると、板選びの基準がはっきりします。

テキーラレッグは、スチールのフレームが2枚1組になっています。この隙間に板を差し込むと、てこの原理で脚が斜めに開いた状態で固定されて、テーブルになります。ネジも工具も要りません。

テキーラレッグのスチールフレームの隙間に、アカシア集成材の板を差し込んだところ
脚の隙間に板を差し込む。板が脚を押し広げて、そのまま固定される

つまり板は、天板であると同時に、脚を固定する部品でもあるわけです。だから、板の厚みが重要になります。厚すぎれば入りませんし、薄すぎればガタつきます。

厚みの目安は、こうなっています。

板厚み
脚の、差し込む部分の隙間22mm
DOD純正のテキーラプレート(金属製)19mm
ホームセンターのワンバイ材19mm
私が買ったアカシア集成材18mm

19mmが標準ということです。私が18mmにしたのは、注文したお店に19mm厚のアカシア集成材がなかったからで、積極的に選んだわけではありません。結果としては、問題なく使えています。

私が使っている脚です。Mサイズを2個1組で使っています。

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買ったもの

天板に使ったのは、アカシアの集成材です。

項目内容
材アカシア集成材(節あり)
寸法厚18mm × 幅900mm × 奥行150mm
枚数3枚
単価1,155円
材料費3,465円(送料別)

3枚並べると、幅が450mm。天板のサイズは 900×450mm になります。テキーラレッグMは1個あたり約W49×D47cmなので、450mmの板なら、ちょうど収まります。

なぜ、寸法を指定して買うのか

ホームセンターで板を買って、自分で切るという手もあります。ただ、まっすぐ切るのが、思っているより難しいです。3枚並べる天板なので、切り口が少しでも曲がると、板と板のあいだに隙間ができます。

ネット通販には、指定した寸法に切って送ってくれるお店があります。私が使ったのは IPC DIY Lab というお店です。届いた板は、そのまま並べてぴったりでした。

「節あり」を選んだのは、そのぶん安いからです。節が入っているほうが木の表情が出て、キャンプの道具には合うと思っています。

仕上げは、サンダーとオイルだけ

届いた板にしたことは、2つだけです。

  1. オービタルサンダーで、全体をやすりがけする。角も軽く落としておくと、手触りがよくなります
  2. ワトコオイル(ナチュラル W-01)を塗る

オイルの塗り方は、こうしました。

  • 全体に塗り込む
  • 乾いた布で、余分なオイルを拭き取る(空拭き)
  • そのまま24時間、乾燥させる
  • これをもう1回、繰り返す

塗って、拭いて、1日置く。これを2回です。日数はかかりますが、手を動かしている時間そのものは短いです。

ワトコオイルは、木に染み込ませるタイプのオイルです。表面に膜を作るニスと違って、木の質感がそのまま残ります。ナチュラルを選んだので、色はほとんど変わらず、木目が少し濃くなって、しっとりした見た目になりました。

塗るメリットは、2つあります。見た目がよくなることと、水や汚れが木にしみにくくなることです。屋外で使う道具なので、後者は特にありがたいところです。

塗装済みの板を買う、という手もあります

ここまで「自分で塗る」前提で書いてきましたが、同じお店には塗装済みの板も売っています。私は無塗装を買って自分で塗りましたが、選択肢として知っておくと便利です。

種類仕上がり手間
無塗装(私が買ったもの)自分で好きな仕上げにできるサンダーがけ+オイル2回。乾燥待ちを入れると2日ほど
ニス塗装済み表面に膜ができて、水に強い届いてすぐ使える
BRIWAX塗装済み(ジャコビアン色)濃いアンティーク調の色届いてすぐ使える

無塗装との差額は、1枚あたり700円から1,800円ほど。3枚だと、それなりの金額になります。一方で、自分で塗ると、サンダー、オイル、ウエス、そして2日の乾燥時間がかかります。手間を買うか、時間をかけて安く仕上げるか、という選び方になると思います。

私は、塗る作業そのものが楽しかったのと、ワトコオイルのナチュラルの仕上がりが好きだったので、無塗装を選びました。ただ、塗装済みの2つは購入していないので、実際の仕上がりや耐久性については分かりません。そこは商品ページで確認してください。

板を替えれば、テーブルの長さが変わる

この作り方の良いところは、板を替えるだけで、テーブルのサイズが変わることです。

私は、DODのキッチンレッグ用に、1200mmの板も作りました。これをテキーラレッグに差せば、そのまま長テーブルになります。脚は共通なので、板を使い回せます。

人数が多い日は長い板、1人か2人のときは短い板。そういう使い分けができます。

キッチンレッグのほうは、DOD純正の金属の棚板と、アカシアの集成材を混ぜて使っています。全部の段に板を入れることも、一部だけにすることもできます。作業台にしたり、下の段を収納にしたり、レイアウトは自由です。

自宅バルコニーで、自作した天板のテーブルにバーナーを置いて使っているところ
自宅のバルコニーで。1200mmの板に替えると、同じ脚で長テーブルになる

写真に写っている、バーナーと鉄板

天板の話からは外れますが、ついでに。バーナーは、スノーピークの「ヤエンストーブ レギ」(GS-370)です。2018年12月に8,980円で買いました。いま見ると13,000円台なので、8年で1.5倍近くになっています。道具は、欲しいと思ったときが一番安いのかもしれません。

バーナーの上に載っている丸い鉄板は、マルチグリドルです。焼く、炒める、煮るが1枚でできて、軽い。キャンプの調理器具をひとつだけ持っていくなら、これを選ぶと思います。

キャンプ場で、マルチグリドルにソーセージを並べて焼いているところ
キャンプで使っているところ。テーブルはスノーピークのワンアクションローテーブル

私が使っているのは GRANDOOR の33cm。本体とバッグと木製グリップが付いて、買ったときは4,233円でした(2024年7月)。現在は楽天の公式店で5,000円ほどです。

ただ、この形の鉄板の本家は、韓国の JHQ(ジェイエイチキュー)です。同じ33cmで9,000円台と、倍近い値段がします。私は本家を使っていないので、焼き上がりや耐久性の違いは分かりません。レビューの数は本家のほうが圧倒的に多いので、予算に余裕があるなら、そちらを選ぶ人が多いのだと思います。

炭火のほうは、13年使っているウェーバーのグリルを自宅のバルコニーで使っています。その話は「13年、出しっぱなしのウェーバー。買い替えも部品交換もせず、掃除だけで使っています」に書きました。

かかった費用

項目金額
アカシア集成材 900×150mm × 3枚3,465円
送料980円(ほかの板とまとめて注文したので、実質の負担はこれより小さい)

このほかに、ワトコオイル(ナチュラル W-01 200ml)を使っています。200mlあれば、この天板を2回塗って、まだ十分に残ります。次の板にも使えます。

サンダーは、すでに持っていたものを使いました。持っていない場合は、紙やすりと当て木でもできます。時間はかかりますが、3枚くらいなら現実的です。

まとめ

  • DODテキーラレッグMの天板は、900×150mmのアカシア集成材3枚(計450mm幅)で作りました。材料費は3,465円
  • 板は載せるのではなく、脚の隙間に差し込む。てこの原理で脚が固定されるので、板の厚みが大事です(差し込む隙間は22mm、純正プレートとワンバイ材は19mm、私のは18mm)
  • ネット通販で寸法を指定して切ってもらうと、まっすぐな切り口が手に入ります
  • 仕上げは、サンダーで研磨して、ワトコオイルを「塗る・空拭き・24時間乾燥」×2回
  • 板を1200mmのものに替えれば、同じ脚が長テーブルになります

道具を自分の使い方に合わせて作り替えるのは、釣りでも同じことをしています。壊れたパーツを直した話は「ドーリーの取り付け部が壊れたので、自分で補強して直しました」に書きました。

この記事で紹介したもの

この記事に出てきた道具を、まとめておきます。

この記事を書いた人
ままま

テーマは「車に積んで運べる範囲で、身軽に楽しむ大人の遊び」。2馬力のゴムボートで約2年・22回出航し、最近はキャンプも。自宅は建て替えのときに、BBQができるバルコニーを付けました。買ったものも、失敗したことも、金額と記録をもとに正直に書いています。くわしくは プロフィール をご覧ください。

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