キャンプ場で料理をして、失敗したことはありませんか。
火加減が読めない。時間が読めない。焦げる。中が生。まわりは待っている。
この記事で紹介する豚バラチャーシューは、そういうことが起きません。家で作ってしまって、現地では焼くだけだからです。しかも、もう火は通っています。現地でやるのは、温めることと、炭火の香りをつけることだけです。

うちでは子どもたちにも一番人気のBBQ料理です。10年以上作り続けています。

この料理のいいところ
3つあります。
まず、仕込みが全部家で終わります。 キャンプ場に持っていくのは、タレに漬かった肉が入ったジップロック1枚だけです。
次に、冷凍できます。 凍らせたまま持っていけば、クーラーボックスの中で保冷剤の代わりになります。荷物がひとつ減る計算です。
そして、現地で失敗しようがありません。 1時間煮てあるので、火はもう通っています。焼きすぎても生焼けにもなりません。
作り方
1. 豚バラブロックを買ってくる

スーパーで売っているもので、大きめのものを選びます。 重さはお店によって違うので、厳密に何グラムとは決めていません。塊で売っていれば大丈夫です。
2. 紅茶で1時間ほど煮る

ここがこの作り方の肝です。紅茶と一緒に煮ます。
- 紅茶はティーバッグ。 豚バラ2本に対して3つくらい
- 水は1Lか1.5L。 豚バラが浸かる程度あれば大丈夫です
- そのまま1時間ほど煮ます

まとめて何本も作るときは、大きい鍋でやります。

煮終わった汁は捨てます。 使い回しはしません。
3. タレを作る……というか、袋の中で直接合わせる
粗熱を取った肉を、先にジップロックに入れてしまいます。
そして、その袋の中に、タレの材料をどんどん入れていきます。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 醤油 | 70cc |
| 砂糖(三温糖) | 100g |
| はちみつ | 大さじ1 |
| ショウガ | 少々 |
| オイスターソース | 小さじ2 |
| ニンニク | 少々 |
ボウルでタレを作ってから合わせる、ということはしていません。袋の中で直接混ぜます。洗い物が袋1枚で済みます。
以前はここに魚醤のようなものを少し入れていました。コクが増します。ただ、いまは同じものが手に入らないようで、最近は入れていません。なくても十分おいしいです。
4. 30秒ほど揉み込む
全部入れたら、袋の上から手で30秒ほど揉み込みます。
そのあと、空気が抜けるようにして袋を閉じます。
5. 冷蔵庫で一晩寝かせる

一晩が基本です。 時間があれば、もう少し寝かせます。

ここまでが家での作業です。冷蔵庫でも冷凍庫でも保存できます。 キャンプに持っていくなら、凍らせたまま持っていくのが便利です。
ちなみに、キャンプに行かない日は、自宅のホットプレートで炙って食べています。 上の写真はそのときのものです。作り置きのおかずとしても優秀です。
キャンプ場では、焼くだけ
ここからが現地です。

もう火は通っているので、上下から強火で焼く必要はありません。 うちでは蓋もしていません。
やることは2つだけです。
- 全体を温める
- 表面を炭火で焼いて、香ばしい匂いを出す


写真で使っているのは、スノーピークの和鉄ダッチオーブン26に付属しているスキレットです。浅くて扱いやすく、タレが煮詰まっていくのがそのまま見えます。
ウェーバーの網の上で直接焼くこともよくあります。 網のほうが、炭の香りはよくつきます。好みの問題です。
切って、盛る




まとめ
家でやること
- 豚バラブロックを、ティーバッグ3つの紅茶で1時間煮る(水1〜1.5L)
- 煮汁は捨てる
- 粗熱を取った肉をジップロックへ。その中にタレの材料を全部入れる
- 手で30秒揉む。空気を抜いて閉じる
- 冷蔵庫で一晩
キャンプ場でやること
- 焼く(温めて、香りをつけるだけ)
これだけです。
キャンプ料理は、現地でがんばらないほうがうまくいくと思っています。作業を家に寄せられるものは寄せる。現地は火を見ているだけ。そのほうが、景色を見る時間も、子どもと遊ぶ時間も増えます。
この記事で紹介したもの
この記事に出てきた道具を、まとめておきます。


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